社保協ニュース : No.83 – 2007.12.26

名古屋市は後期高齢者に対する新たな福祉制度を実施せよ!

 来年4月から後期高齢者医療制度が発足すると名古屋市独自の75歳以上の減免制度が廃止され、国民健康保険加入者14万人の約6割の8万2千人の高齢者が減免を受けられなくなります。新たにはじまる後期高齢者医療の保険料は、現行の国民健康保険の保険料とくらべ大幅に引き上げられます。
社保協は革新市政の会と共同して、12月17日(月)、57人の参加で、74歳までは国民健康保険の軽減制度を設けて低所得者や社会的弱者に配慮していると同様に75歳以上にも軽減の配慮を求める「新たな福祉制度」の実施を求める署名運動を2月議会にむけて進めていく学習と運動の交流会をおこないました。

独自の保険料減免などを求めるとり組みを進めていこう

 名古屋市だけでなく市単独で国民健康保険の独自減免実施の自治体は県内で名古屋市以外に豊橋・岡崎・一宮・豊川・西尾・江南・津島・愛西・新城・田原の11市で実施しています。
また、葬祭費が広域連合の5万円を上まわっている自治体もあります。実態を調べ、75歳以上の後期高齢者にも同じように実施するよう働きかけをしましょう。

後期高齢者医療の署名・宣伝行動
18日:笠寺観音「縁日」で実施

 16人の参加で、国と名古屋市への署名それぞれ153筆よせられました。

1月の宣伝行動に参加を
と き:1月21日(月) 10時~11時
ところ:覚王山日泰寺

<名古屋市への新たな運動について>
①新たな署名運動を2月議会にむけてとりくむ。
目標:1万筆以上
第1次集約:1月20日
第2次集約:2月20日
②紹介議員になってもらうため、全会派の地元出身議員に要請をしよう。
③市が行う区毎の「説明会」への参加や会場前での宣伝・署名行動にとりくもう。
④1月17日の区長への入れ行動に参加しましょう。
⑤他団体への申し入れや地域で署名・宣伝行動にとりくもう。

<07年あいち自治体キャラバン報告集会に参加を>
と き:08年1月19日(土)14:00~
ところ:東別院会館
<第9回あいち社会保障学校に参加を>
と き:08年2月3日(日)10時~16時
ところ:労働会館東館ホール
なかみ:午前:「格差と貧困をなくすために」講師:二宮 厚美氏
午後:「社会保障と財源」講師:山家 悠紀夫氏

後期高齢者医療制度「中止・撤回」を求めるとり組みを強めよう

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