社保協ニュース : No.173– 2018.11.25

2018年愛知自治体キャラバン 39年目を終了

「介護保険料や利用料の減免の実現・拡充」「特養の待機者解消する基盤整備を」「高すぎる国民健康保険料の引き下げ」「18歳未満の子どもの均等割りをはずして」「子どもの医療費、18歳年度末まで拡大」など掲げ、県下の全自治体を訪問し懇談しました。


ドクター・ナース・介護ウエーブ
11月10日、宣伝署名行動。11月11日署名行動。愛知赤旗まつり会場で13人の行動参加、25条署名はじめ、看護師増員、名古屋市国保など、7種類667筆を集約しました。

若者も高齢者も安心できる年金制度を 社会保障の大改悪許さないと「年金フェスタ」開催
2018年の年金一揆、全世代が参加できるようにと「年金フェスタ」と改名し、名古屋、東三河、西三河、備北、尾張旭の5か所で開催し全体で900人余が参加しました。
10月13日、名古屋フェスタにはおよそ200人が参加し、集会とデモ行進を行いました。来賓あいさつでは、愛労連榑松議長、社保協小松事務局長があいさつ。あいち市民アクションの中谷弁護士、全厚生の磯貝さんから、連帯のあいさつを受けました。
東三河では、豊橋総合福祉センターを会場に150人が参加。裁判の報告と寸劇「年金裁判」や年金〇✖クイズ、各サークルからの出し物、福引など、愉快な時間を過ごしました。西三河にはおよそ120人が、尾北では167人が参加しました。


年金裁判 口頭弁論
第12回口頭弁論が10月17日に行われました。口頭弁論では、清水弁護士が金沢大学井上英雄名誉教授の意見書の要旨を述べました。傍聴後の報告集会でも、清水弁護士は、井上氏の意見書を、「憲法25条の社会保障に対する重い役割から、裁判は人権の砦であり、立法府・行政府が悪政を続けている今、裁判官には一層の神家錦の高まりが求められる。格差・貧困社会の最後の砦が裁判所であることを自覚すべきである」など、紹介しました。主張はほぼ出尽くし、いよいよ原告の出番。陳述書もまだ間に合うので提出を。原告の証人は10数人を予定しているなど、報告されました。前段の栄宣伝には20人ほどが参加、裁判所前集会と弁論終了後の報告集会には約120人が参加しました。
第13回口頭弁論
1月31日(木)1時~裁判所前集会、2時~口頭弁論
終了後、報告集会を開催します。多数ご参加ください。

介護・認知症なんでも無料電話相談
11月10・11日に開催し、全国で112件、愛知からは37件の相談が寄せられました。

後期高齢者医療、不服審査請求
後期高齢者医療制度が08年から発足して10年経過しました。75歳以上の高齢者にも負担増を押し付ける狙いで始まりました。それまでは、老人保健制度に基づき、収入に応じての保険料、無料の人も多かったのに、今では2年に一度保険料が上がり続ける制度になっています。
今年も保険料の決定通知が届き、年金者組合と生活と健康を守る会を中心に不服審査請求を提出しました。
10月4日、社保協、年金者組合、生健会の代表が提出前に決意表明を行い、アック地域の代表により提出を行いました。今回の提出は、当日と郵送分含め合計392通と昨年を上回りました。
昨年から、神奈川県でも不服審査請求に取り組み、保険料の引き下げが実現しています。愛知も、2018年度は引き下げとなっています。

生活保護引き下げの取り消しを求める裁判
第15回口頭弁論は12月13日に開催予定。終了後、報告・決起集会を桜華会館にて開催します。多数の傍聴と集会参加で裁判勝利を呼び寄せよう。

口頭弁論
時間:13時半受付、14時入廷
場所:名古屋地裁・1階大法廷
報告・決起集会
時間:15時半(裁判終了後)~
場所:桜華会館

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