社保協ニュース : No.157 – 2015.10.25

2015年愛知自治体キャラバン実施
介護保険や国保の保険料引き下げ、子どもの医療費18歳まで無料拡大など
県下全自治体を訪問し懇談・意見交換

20151020cv36年目を迎える愛知自治体キャラバンが10月20日~23日、26日、30日の6日間、6コースに分かれて県下の自治体を訪問し、高すぎる介護保険料や国民健康保険料の引き下げ、介護保険の新しい総合事業の進捗状況や特養待機者解消の見通し、生活保護や税の滞納、国保の差押問題、子育て支援や子どもの医療費無料制度の拡充など、住民の命・暮らし守る要求を提出し、懇談を行いました。
戦争法が強行成立され、国の予算ではすでに社会保障費の切り下げの一方で、防衛予算が増加しています。介護や国保はじめとする社会保障制度の改悪が、矢継ぎ早に進められる中、「地域住民の命と暮らし、福祉をまもる」自治体の役割が極めて重要と、具体的な課題について意見交換を行いました。

参加者からは、●「介護保険、障害者福祉に関する課との交渉に参加した。事前の学習をしっかりしなければならないことを痛感した。『社会保障は第2の賃金』という観点から、今後は学習と活動を強化したい。さらにこのキャラバンの要請を強化したい」●「市が担当を付けて行うべきことを町内会にさせていると感じます。住民の高齢化に伴った配慮が必要なと思われます。要望項目は沢山でも、当日の話し合いは、議題を絞って、事前に打ち合わせをしてからおこなうとよいと思います」●「生活保護の問題で直接の関係者が発言された。生活保護の申請で、窓口には7人の担当者がいるが、随分ひどい対応をされたことを涙ながらに訴え、私も涙が出た。なんてひどいことを!いのち守るぎりぎりの時に申請に来ているのに、申請書も渡さず家族まで呼び出し、根ほり葉ほり聞き出す対応はやめて欲しい。専門であるべき担当者が、1年そこそこの期間携わっただけで、本当に困った人のきもちを十分受け止められるのか、怒りを感じました」など寄せられています。
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