2009年2月9日
愛知県後期高齢者医療広域連合
連合長 松原 武久 様
愛知県社会保障推進協議会
議 長 徳田 秋
名古屋市熱田区沢下町9-7
労働会館東館3階301号
後期高齢者医療制度の改善についての申し入れ
日頃のご尽力に敬意を表します。
後期高齢者医療制度が実施され11カ月が過ぎようとしています。この制度の不合理な点や矛盾はますます明らかになり、三度にわたる見直しをしても、なお怒りが広がっています。
私どもはこの間、生活困難から保険料が払うことができない高齢者に資格証明書や短期保険証の発行で、必要な医療を受けられなくなることを危惧し、保険料の引き下げや独自の減免制度など改善を要請してきました。
この心配が今、名古屋市でも2,000人近くが未納、マスコミ報道でも、10月末調査で「滞納20万人が無保険になるおそれ」と伝えています。
つきましては、このような事態のなか、下記の事項についての改善を申し入れます。
記
- 保険料を引き下げるため、愛知県に一般財源を投入するよう要請してください。
- 低所得に対し、独自の保険料軽減制度を設けてください。
- 受診中の75歳以上の高齢者についても健診を保障し、希望者全員が受けられるようにしてください。
- 後期高齢者の意志が反映できるよう全ての自治体から広域連合議員を選出してください。また、後期高齢者の代表を含む後期高齢者医療制度運営協議会(仮称)を設置してください。
以上