後期高齢者医療制度の改善についての請願書(2009年2月5日)

2009年2月5日

愛知県後期高齢者医療広域連合議会
議 長   長瀬 悟康  様

<請願団体>愛知県社会保障推進協議会
議 長  徳田  秋
名古屋市熱田区沢下町9-7
労働会館東館3階301号

後期高齢者医療制度の改善についての請願書

【請願趣旨】

 後期高齢者医療制度が実施され11カ月過ぎようとしています。この制度の不合理な点や矛盾はますます明らかになり、三度にわたる見直しをしても、なお怒りが広がっています。

 私どもはこの間、生活困難から保険料が払うことができない高齢者に資格証明書や短期保険証の発行で、必要な医療を受けられなくなることを危惧し、改善を要請してきました。

 この心配が今、名古屋市でも2,000人近くが未納、マスコミ報道でも10月末調査で「滞納20万人が無保険になるおそれ」と伝えられています。

 つきましては、後期高齢者医療制度の改善に向けて、次の事項の実現をお願いします。

【請願事項】

  1. 保険料を引き下げるため、愛知県に一般財源を投入するよう要請してください。
  2. 低所得者に対し、独自の保険料軽減制度を設けてください。
  3. 受診中の75歳以上の高齢者についても健診を保障し、希望者全員が受けられるようにしください。
  4. 後期高齢者の意志が十分反映できる制度的保障として、すべての自治体から広域連合議員を選出してください。また、後期高齢者の代表を含む後期高齢者医療制度運営協議会(仮称)を設置してください。

以上

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