第48回中央社会保障学校(名古屋)開催御礼

参加実人数は、473人(2日間のべ719人)・・・・・・愛知から2日間で182人

愛知県で初開催の「中央社会保障学校」は、8 月28-29 日に名古屋会場と全国をオンラインで結んで終了しました。コロナ禍非常事態宣言等が多数発令される中、全国のみなさんの協力で無事に成功させることができました。ありがとうございます。愛知から2 日間で182人受講 愛知は登録124人、1日目、会場に58人、Web参加49人計107人。2日目会場58人、Web参加24人の82人。のべ参加者182人でした。各団体、個人のみなさまのご協力に感謝します。愛知社保協もコロナ禍で新たなスタートができたこと、力を蓄えたことを力に運動を飛躍させましょう。

3つの講座で充実の学習

 安達克郎氏(学校長、大阪社保協会長、中央社保協代表委員)と、森谷光夫氏(現地実行委員長、愛知社保協議長)が開会挨拶を行いました。
 つづいて、第1講座「コロナ禍の日本の政治・社会をどう見るか、どう展望するか」は石川康宏氏(神戸女学院大学教授)が、コロナがあぶり出した社会の課題として自然との関係の在り方の課題、戦後最悪の経済危機の急加速という実態を告発し、新自由主義からの脱却が求められていると強調。いのちを暮らしを守る社会の到達点を、「幸福」大国デンマークなど北欧各国に注目して紹介しました。そして、日本の課題として野党共闘の強化へ市民が声を上げることの重要性を指摘し、いのちとくらしを守る政治を政権交代で、と結びました。
 第2講座は、「社会保障入門講座~『社会保障入門テキスト』を学ぶ~」と題して、村田隆史氏(京都府立大学准教授)が講義を行い、入門テキスト編集に携わった久保田直正氏(全日本民医連)、曽根貴子氏(全国保険医団体連合会)が、若い世代の職員とのフリートークや「私たちの暮らしと社会保障」を具体的に考える大切さを報告しました。
 2日目の第3講座では、シンポジウム「コロナ禍の社会保障、課題は~医療・保健所・保育・労働相談支援の各現場から検証」を実施。コーディネーターは、長友薫輝氏(三重短大教授)、シンポジストは、大島民旗氏(大阪民医連会長)、塩川智代氏(保健師、名古屋市職労)、武藤貴子氏(保育士、自治労連保育部会事務局長)、竹内創氏(愛労連事務局長)が、テーマに関する現場の実態と問題克服の方向を報告しました。
 最後は、山口一秀氏(中央社保協事務局長)が学習運動行動提起を行い、村松幸久氏(現地副実行委員長、静岡県社保協)と鎌倉幸孝氏(中央社保協代表委員、日本医労連副委員長)が閉会挨拶を行いました。

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詳細は、下記の愛知社保協ニュースNO.192で。

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