後期高齢者医療制度の改善を求める請願書(2013年2月8日)

2013年  月  日

愛知県後期高齢者医療広域連合議会
議 長   様

<請願団体> 愛知県社会保障推進協議会
議 長  森谷 光夫
名古屋市熱田区沢下町9-7

後期高齢者医療制度の改善を求める請願書

【請願趣旨】
政府・自民党は、昨年行われた総選挙の選挙公約で、「高齢者医療制度は現行制度を基本」とし、現在の高齢者差別を温存することを表明しました。
これは、民主党政権で打ち出された、高齢者・国民にさらなる負担を強いる社会保障・税一体改革を推進する姿勢を引き継ぐものです。
後期高齢者医療制度廃止の中止により、制度の矛盾は拡大しています。愛知県の保険料は、剰余金の充当や財政安定化基金を活用したにもかかわらず、昨年4月には5%もの大幅な値上げとなりました。
私たちは、後期高齢者医療の矛盾を根本的に解消するには、制度そのものの速やかな廃止が必要だと考えますが、制度が運用されている状況に鑑み、後期高齢者のいのちと健康を守る立場から、当面、直ちに次の事項の実現を求めます。

【請願事項】
1.低所得者に対し、愛知県独自の保険料軽減制度を設けてください。
2.一部負担金減免について、生活保護基準の1.4倍以下の世帯に対しても実施してください。
3.保険料未納者に「短期保険証」と「資格証明書」の発行は行わないでください。
4.愛知県に対し、健康診査事業などへのさらなる補助を強く求めて、高齢者の保険料負担を軽減してください。

以上

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