2月2日 愛知県後期高齢者医療広域連合議会開く
1年以上の滞納者2181人、短期保険証516件に
2月2日、愛知後期高齢者医療広域連合議会が開催され、2011年度予算案を賛成多数で可決した(日本共産党田口議員と伊藤議員は反対)。愛知社保協と年金者組合が提出していた「保険料の軽減」「資格証を発行するな」「懇談会に公募委員を」の請願は日本共産党2人の議員のみの賛成で否決された。議論のなかで、1年以上の滞納者が2181人、短期保険証も昨年146件かから516件に増えていることが明らかになった。
議会傍聴に年金者組合など30人が参加し、会場玄関前で後期高齢者医療制度の「即時廃止」を訴えた。
厚労省は「広域化等支援方針」にもとづき、市町村の保険料の平準化等の計画的取り組みを推進
後期高齢者医療制度に代わる「新制度制度案」は2014年度以降に
施行が2014年度以降になる見込みの後期高齢者医療制度に代わる「新制度」の基盤づくりをすすめるために厚労省は、国保の広域化にむけて「広域化等支援方針」に基づき、保険料の平準化等のとりくみを強化するために、税の施行令の「改正」で全市町村で保険料の計算方式を「住民税方式」から扶養家族や障害者控除が考慮されない「旧ただし書き方式」に2013年度から統一しようとしている。この案が実施されれば愛知県で住民税方式になっている名古屋市や豊橋市、岡崎市は低所得者の大幅な保険料の引き上げになってしまう。
「後期高齢者医療制度廃止」「国保の広域化をするな!」の運動を強化していこう! 宣伝用の新しいチラシが出来ました。活用を!
署名・宣伝行動に参加を!
と き:2月16日(水) 10時30分~11時30分
ところ:笠寺観音
2・27春をよぶあいち大集会
と き:2月27日(日) 10時30分~
ところ:久屋市民広場
集会終了後 12時30分~13時30分 名古屋栄「三越」周辺で宣伝・署名行動に参加を