社保協総会記念シンポ
「後期高齢者医療の問題点と廃止への道」で開催
8月31日に開催した社保協28期の総会は、第1部で秋の臨時国会で後期高齢医療制度「廃止」法案成立に向けての出発点にするためのシンポジウムを大塚耕平参議院議員(民主党)、佐々木憲昭衆議院議員(日本共産党)、平山良平氏(社民党愛知県連副代表)の3人をシンポジストに迎え開催。各シンポジストは、「制度の廃止以外にない。財源はある」と発言し、秋の臨時国会での奮闘の決意が述べられた。参加者は94人だった。
引き続いて開催された総会では、この1年間の経過報告と方針案提案を受け、「人材確保で福祉労働者全体の処遇改善の必要性が確認された。介護署名で1組合員100筆目標でがんばる」(福保労)、「医師・看護師増やせとあわせ中京病院を無くさないでのとりくみをすすめる」(医労連)、「介護は黒字になっている。09年度の見直しでは『介護保険料引き下げよ』ととりくむ」(介護の会)、「社保庁を解体させ民営化の政府の方針に対し最低保障年金の確立とあわせがんばる」(国公)「尾西市民病院を民営化させないためとりくんでいる」(一宮社保協)など8人の代議員が発言し方針を決定した。