「見直し」はなにもない「社会保障と税の一体改革素案」
消費税の大増税で買い物するたびに1割の税金を
年金削減・医療・介護負担増などあらゆる分野で負担増が
政府・民主党は、消費税を2015年には10%引き上げと社会保障の総改悪を進める「社会保障と税の一体改革」素案を決定し、開会された国会で審議しようとしています。
後期高齢者医療の「新制度導入」や基礎年金の国庫負担2分の1を消費税増税を担保に来年10月から3年で2.5%削減し、毎年の連続改悪や公的責任を放棄する「子ども・子育て新システム」の創設、介護保険の生活援助の時間短縮や軽度の要支援者や入所者の利用料引き上げ、ケアプランの有料化、さらに70~74歳の医療費患者負担の1割→2割引き上げや外来受診時の定額負担など医療・介護などの改悪とわせて財源を消費税でまかなう制度に改悪し、社会保障を「自己責任」と「受益者負担」の強化のしくみに変えていこうとしています。
こんな大改悪を許さない取り組みを広げていくために、学習と宣伝・署名行動を各地域と職場で強めていくことが必要です。宣伝用チラシと学習用リーフ(1冊200円)を用意しています。活用ください。
宣伝・署名行動に参加を!
*2月21日(火) 10:00~11:00 覚王山日泰寺
*3月13日(火) 10:00~11:00 八事興正寺
<国会行動> 10:30衆議院議面集合
2月15日、3月21日に署名を地元国会議員に届け要請する行動にとりくみます。署名をもって、多数参加を。
介護の改善学習・運動交流会開く
11月26日、労働会館で介護情勢の学習会と運動の交流会を開催し27人参加した。
交流会では、介護の会の赤星代表世話人から「国と自治体の介護保険の動向」と題して介護保険改正の内容と「介護給付費準備基金」や県の「財政安定化基金」の取り崩しで保険料の引き下げを各自 治体でさせようと講演。運動交流では、新婦人の施設見学や地域での食事会などのとり組み報告や組合員の「たまり場」づくりで 地域で支え 合うとり組みをすすめているみなと医療生協などの活動紹介発言があった。
さらなる改悪に対し、国への要請FAX、第5期計画への意見をだしていくことを確認し、はじめての運動の交流会 を終わりました。
第13回愛知社保学校に参加し、学習と交流を!
2月19日(日)労働会館・本館会議室
<午前の部>10:00~12:00
■ 講演 「野田内閣と「社会保障と税の一体改革」
講師 芝田 英昭さん
(立教大学コミニテイー福祉学部福祉学科教授)
<午後の部>13:00~16:00
■ 各分野の報告・交流
医療・介護・保育・国保・障害者・業者など