社保協ニュース : No.136 – 2013.6.11

愛知県知事、福祉医療制度「一部負担金の導入はしない」運動の貴重な成果

「福祉医療」見直しの「見送り」を報じる中日新聞(6月3日夕刊)

「福祉医療」見直しの「見送り」を報じる中日新聞(6月3日夕刊)

愛知の「福祉医療制度」の見直しについて、6月3日大村知事が記者会見で「一部負担金の導入はしない」と当面見送ることを明言しました。愛知社保協や関係者の奮闘の結果であり、重要な成果であります。
また、名古屋市の「保育料値上げ」を、保育団体の運動で断念させる。敬老パスの「見直し」についても、年金者組合はじめ「敬老パスを守る実行委員会」が先頭になって署名や街頭宣伝にとりくみ、「継続・拡大」について現職市長が公約にし、「拡充」について発言するなどの変化を作っています。
社会保障の全面解体が、国民とのせめぎ合い状況にある情勢の下で、「地域に根を張って」「起きている事態をつかみ」「地域に知らせ、国や自治体に要求する」「ねばり強い」運動は、重要性を増しています。引き続き奮闘しましょう。
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