「見直し」はなにもない「社会保障と税の一体改革素案」
消費税の大増税で買い物するたびに1割の税金を
年金削減・医療・介護負担増などあらゆる分野で負担増が
政府・民主党は、消費税を2015年には10%引き上げと社会保障の総改悪を進める「社会保障と税の一体改革」素案を決定し、開会された国会で審議しようとしています。
後期高齢者医療の「新制度導入」や基礎年金の国庫負担2分の1を消費税増税を担保に来年10月から3年で2.5%削減し、毎年の連続改悪や公的責任を放棄する「子ども・子育て新システム」の創設、介護保険の生活援助の時間短縮や軽度の要支援者や入所者の利用料引き上げ、ケアプランの有料化、さらに70~74歳の医療費患者負担の1割→2割引き上げや外来受診時の定額負担など医療・介護などの改悪とわせて財源を消費税でまかなう制度に改悪し、社会保障を「自己責任」と「受益者負担」の強化のしくみに変えていこうとしています。
こんな大改悪を許さない取り組みを広げていくために、学習と宣伝・署名行動を各地域と職場で強めていくことが必要です。宣伝用チラシと学習用リーフ(1冊200円)を用意しています。活用ください。 続きを読む