後期高齢者医療制度の充実を求める要請書(2007年5月17日)

2007年5月17日

愛知県後期高齢者医療広域連合
広域連合長  松原 武久 殿

愛知県社会保障推進協議会
議長   徳 田  秋

後期高齢者医療制度の充実を求める要請書

 75歳以上の後期高齢者を対象とした「後期高齢者医療制度」が2008年4月から実施されます。この制度は、ご承知のように都道府県ごとに全市町村が加入する広域連合が運営し、原則対象者全員から医療保険料を徴収し、診療報酬体系も74歳以下の高齢者と別立てにするなど独立した制度となります。愛知県も広域連合が設立され、2008年4月実施にむけて関連条例や保険料の制定がおこなわれようとしています。

 しかし、この制度は、①年間18万円以上の年金があれば保険料が天引きされること。②保険料が納められない場合、資格証明書が発行されること。③診療報酬ごとに包括払い制の導入が検討され、必要な医療が受けられなくなるおそれがある。などの問題点があり、75歳以上の県民のいのちと健康が心配されます。

 つきましては、後期高齢者のいのちと健康を守り充実した医療制度を確保するため次の事項についての実現を要請するとともに懇談の場を設けてください。

  1. 後期高齢者の保険料負担を軽減するために、国の財政負担割合を引き上げるよう国に要請してください。
  2. 保険料決定にあたっては、後期高齢者の生活実態に応じた支払える保険料にしてください。
  3. 保険料や窓口一部負担金について、愛知県や市町村の一般会計からの繰り入れによる広域連合独自の減免制度を設けてください。
  4. 保険料滞納者への資格証明書の発行はおこなわないでください。
  5. 広域連合の運営は、後期高齢者の意志を十分反映させ、透明性の確保に努めるとともに、情報の公開をおこなってください。

以上

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