2007年11月5日
愛知県後期高齢者医療広域連合議会
議長 夏目忠男 様
(請願団体)愛知県社会保障推進協議会
議 長 徳田 秋
名古屋市熱田区沢下町9-7
労働会館東館3階301号
(紹介議員)
後期高齢者医療制度実施にあたっての請願書
【請願趣旨】
来年4月から、75歳以上の高齢者を対象にした「後期高齢者医療制度」の実施が近づいています。しかし、新たな制度には、次のような問題点が指摘されています。
今まで家族に扶養され保険料負担が無料だった高齢者を含め、75歳以上のすべての高齢者から、月平均6,500円程度の保険料が徴収されます。介護保険料と合わせると月1万円を超える保険料が年金から天引きされることになります。
また、新制度では、今まで適用されていなかった「保険料を払えない人への保険証の取り上げ(医療費全額窓口払い)」も、実施されようとしています。
新制度の実施にあたっては、高齢者の声に耳を傾け、生活実態や経済状況を踏まえた制度としていただくよう、次の事項の実現を求めます。
【請願事項】
- 高齢者の生活実態に即した保険料にしてください。
- 低所得者に配慮し、現行の名古屋市国保並みの減免制度を設けてください。
- 保険料を払えない人への保険証の取り上げをしないでください。
- 健診が、今まで通り、希望者全員が受けられるようにしてください。
- 県民および高齢者が参加できる運営協議会を設けてください。
以上